改訂 乳児保育の基本〈第2版〉

著者
阿部和子 編著 寺田清美・山王堂恵偉子・小山朝子 著
版型・頁
B5判 264頁(2021/01/30)
ISBN
978-4-89347-338-7
価格
2,200 円(税込) (税別2,000円)
数 量

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概要

乳児の自ら生きる力に視点を置いた保育実践の創造のために! 新保育士養成課程「乳児保育1」「乳児保育2」をふまえて編集したテキスト!

乳児の生活において、一人の人間として肯定的に出会わなければ乳児は、その自らの人生を肯定的にとらえるとともにその主人公であることを獲得することに困難を極める。本書においては、保育者のありようや、乳児の生活の環境(施設内だけでなく、家庭、地域、社会など)を含めて「乳児の最善の利益」を保障するということは、具体的にどのような生活をすることなのかを考えていく。
保育者を目指す学生の皆さん、または保育の現場で活躍する保育者の皆さんとともに一緒に考えていく最新テキスト。
(本書「はしがき」の一部を要約)

主要目次

第1部 理論編
第1章 乳児保育の意義・目的
  §1 乳児保育の意義・目的と歴史的変遷
  §2 乳児保育の役割と機能
  §3 乳児保育の養護と教育
第2章 乳児が生活する場の現状と課題
  §1 家庭
  §2 保育所
  §3 幼保連携型認定こども園
  §4 幼稚園
  §5 地域型保育事業
  §6 在宅訪問保育
  §7 乳児院
第3章 乳児の生活 ―保育のねらいと内容―
  §1 乳児保育の重要性
  §2 乳児保育の内容の概要
  §3 保育指針、教育・保育要領にみる乳児保育の内容の具体
第4章 協働のなかの保育の実際
  §1 保育者間の連携
  §2 保護者との連携
  §3 地域との協働

第2部 実践編
第5章 乳児保育の基本
  §1 乳児の主体性を尊重した生活と遊びの展開
  §2 一人ひとりの子どもの発達を理解する枠組
  §3 発達過程に沿ったこの時期の対応の基本
  §4 子どもを理解した援助:受容的・応答的な関わり
     ─目の前の子どもの発達過程の理解と保育者の対応─
  §5 家庭との連携 -生活の連続性のなかで-
第6章 生活や遊びを通しての保育とその環境
  §1 生活や遊びを通して行う保育
  §2 生活や遊びの環境
  §3 健康で安全な環境
第7章 乳児の発育発達を踏まえた生活と遊びの実際
  §1 0歳児の保育の実際
  §2 1・2歳児の保育の実際
第8章 保育の全体的な計画と指導計画の実際
  §1 保育の全体的な計画の構造
  §2 3歳未満児の指導計画
  §3 指導計画作成の実際(1歳児)

参考文献
INDEX(索引)
編著者・著者紹介