明日の小学校教諭を目指して 子どもの資質・能力を育む 図画工作科教育法
- 著者
- 新野貴則・福岡知子 編著
- 版型・頁
- B5判 256頁 オールカラー(2019/08/29)
- ISBN
- 978-4-89347-287-8
- 価格
- 2,750 円(税込) (税別2,500円)
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平成29年告示小学校学習指導要領、新しい【知識・技能】【思考・判断・表現】【主体的に学習に取り組む態度】の観点を踏まえて構成した図画工作科教育法の最新テキスト!
新しい学習指導要領で加えられた、「何ができるようになるか」「何を学ぶか」「どのように学ぶか」「子供一人一人の発達をどのように支援するか」「何が身に付いたか」「実施するために何が必要か」という6つの考えを踏まえ、図画工作科における学びの本質、内容や、基本的な指導を詳しく、わかりやすく具体的に解説しています。また、そのための資料として、低・中・高学年、それぞれの「造形」「絵」「立体」「工作」「鑑賞」の活動を、実際の指導案例とともに解説しています。そのほかに、様々な図画工作科の学びや、材料や技法もとりまとめて、視覚的にも理解しやすくカラー誌面で構成しています。
小学校教諭養成課程で学ぶ学生に図画工作をわかりやすく教授する最適の一冊です。
主要目次
第1章 図画工作科の学び
1.図画工作科教育の意義と目標
2.図画工作科における主体的・対話的で深い学び
3.図画工作科の造形的な見方・考え方
4.図画工作科の学習指導要領の構造
5.図画工作科で育む資質・能力
第2章 図画工作科の内容
1~3.「造形遊びをする活動」と子どもの姿/指導のポイント/題材例
4~6.「絵に表す活動」と子どもの姿/指導のポイント/題材例
7~9.「立体に表す活動」と子どもの姿/指導のポイント/題材例
10~12.「工作に表す活動」と子どもの姿/指導のポイント/題材例
13~15.「鑑賞の活動」と子どもの姿/指導のポイント/題材例
第3章 図画工作科の指導法
1.指導計画の作成
2.学習指導案の作成
3.意欲を引きだす! 授業のポイント
4.学びを深める指導の工夫①~⑧
材料についての工夫/安全指導の工夫/活動場所についての工夫/
ともに学び合う学習形態の工夫/板書などの工夫/学びの記録と評価の工夫/
作品展示の工夫/保護者や地域との連携
第4章 図画工作科の実践事例
※低・中・高学年の実践事例、全26題材分の指導案例と解説を掲載。
1~26.低・中・高学年 「造形遊び」「絵」「立体」「工作」「鑑賞」活動の
指導案例と解説
第5章 図画工作科の学びの広がり
1.図画工作科における研究授業づくり~教育実習での研究授業を中心として~
2.幼稚園・保育園・認定こども園等との学びの連続性
3.社会の中でのアート~地域社会とのつながり~
4.他教科との合科的・関連的な指導
5.学校生活の中での鑑賞活動
6.地域の美術館等を利用した鑑賞活動
7.図画工作科教育の変遷~第二次世界大戦後70年の歩み
8.情報機器の活用①~デジタルカメラを活用した活動の基礎~
9.情報機器の活用②~情報機器を活用した教師の指導~
■巻末資料
1~16.絵の具で描く/墨で表す/粘土で表す/木で表す(木材の加工法と材料)/
葉っぱや小枝、石などで表す/針金で表す/
ペットボトル、フードパック、ビニール袋で表す/版で表す/
紙の特性、基礎知識/様々な接着剤、接着テープの性質/
接着剤やテープを使わないくっつけ方/様々な切り方
●平成29年告示小学校学習指導要領 図画工作
●平成29年告示幼稚園教育要領(抄録)