演習 保育内容「健康」―大人から子どもへつなぐ健康の視点
- 著者
- 井狩芳子
- 版型・頁
- A5判 204頁(2018/02/15)
- ISBN
- 978-4-89347-275-5
- 価格
- 1,980 円(税込) (税別1,800円)
テキスト採用をご検討の先生方はこちらから見本を取り寄せ頂けます。
テキスト採用をお考えの先生はこちら概要
子どもの健康支援とは、発達にふさわしい経験を保障すること
子どもの心身の健康を保障するために必要な視点について、ワークに取り組みながら主体的に学べます。子どもの心身の発達の特徴とは? その発達段階にふさわしい体験とは? 体験をすることで、どんな育ちが期待できるのか? これらについて、易しく解説しました。
そして本書は、子どもにかかわる大人の健康についても重視しています。本書を通して保育者を志す皆さんの健康が増進されること、その先に子どもたちの健康な育ちが保障されることを願っています。
主要目次
第1部 子どもの健康をとらえる視点
第1章 子どもの健康な育ちを保障するために
―「育てられる者」から「育てる者」への循環社会
第2章 健康な子ども、元気な子どもの姿とは?
―これから出会う子どもたちの健康を保障するために
第3章 子どもの全面発達と、現代っ子の健康課題
―未熟から成熟へのプロセスの保障と便利社会のひずみ
第2部 大人も子どもも整えたい、生理的発達の保障
第4章 生活リズムの獲得
―自分の生活リズムを点検してみよう!
第5章 恒温の獲得
―子どもから大人まで「恒温の獲得」をめざそう!
第6章 いまだからこそ、五感の獲得
―子どもを育てることとは、子どもの五感を育むこと
第3部 心身の発達の概要
第7章 未熟から成熟への発達の概要とその援助
―子どもは、大人の縮小版ではありません!
第8章 子どもの運動発達の保障と体力
―ヒトの一生を支え続けてくれる、「協応動作」の底力
第9章 脳の発達と概念の獲得
―初めての概念形成と言葉の獲得
第4部 子どもの生活と健康
第10章 基本的生活習慣獲得の保障
―心地よい生活のための切り札は、基本的生活習慣を獲得すること
第11章 子どもの視点に立った安全生活の保障 その1
―子どもの安心を保障する安全管理と安全教育
第12章 子どもの視点に立った安全生活の保障 その2
―肝要は、リスクの見極めとハザードの除去
第13章 子どもの育ちと遊びの保障
―子どもの生活すべてに、ワクワク・ドキドキが満ちあふれますように!
第5部 保育実践への活かし方
第14章 保育内容「健康」の用い方
―子どもの健康を保障する保育者・養育者のまなざし
第15章 未来を紡ぐ子どもたちの、全面発達の保障
―保育者、養育者、そして大人が担うものとは