保育と幼児期の運動あそび〈第２版〉

乳幼児期にふさわしい運動経験・運動指導を学べる実践書。

本書では、乳幼児期に必要な運動指導―遊びや生活のなかで、多様な動きを楽しく経験できるよう援助すること―について、理論と実践の両側面から学べます。指導の背景となる基礎理論についてはPart１（理論編）でていねいに解説し、具体的な遊びのアイディアや援助のポイントについてはPart２（実技編）にまとめました。実技編には、ダイナミックな動きの遊びに限定せず、さまざまな遊びや生活動作のなかで多様な動きを促していく実践例を豊富に掲載しています。養成校と保育現場で10年以上支持されてきたロングセラーの第２版。

Part1　理論編
Chap1 運動はなぜ幼児に大切（必要）か
　§1 運動能力の低下からみえてくるもの
　§2 運動することで期待できる効果
Chap2 遊び・生活と運動
　§1 生活としての運動
　§2 遊びの中の運動
　§3 動機づけと運動
Chap3 運動指導のポイント
　§1 運動量を考える
　§2 運動の質を考える
　§3 環境を工夫する
　§4 安全を考える
　§5 援助の仕方を考える
　§6 遊びの変化や発展を考える
Chap4 運動にかかわる現代的課題
　§1 幼小の連携
　§2 家庭との連携
　§3 個人差のある場合の指導
　§4 外に出たがらない子
　§5 運動経験の少ない子
　§6 運動能力・技能の高い子
　§7 幼児期運動指針とは
　§8 運動時に多いケガの応急処置

Part2　実技編
　運動編：フープ／ボール／なわ／固定遊具／巧技台／マット／
　新聞紙／身近なもの／鬼遊び（鬼ごっこ）／表現／模倣／水遊び
　その他：散歩／砂場／お手伝い／片づけ／園内探検／創作／
　シャボン玉／キャラクター