保育の計画と評価 ―豊富な例で1からわかる〈第2版〉
- 著者
- 宮川萬寿美 編著 野津直樹・内山絵美子 著
- 版型・頁
- B5判 206頁(2019/02/21)
- ISBN
- 978-4-89347-272-4
- 価格
- 2,090 円(税込) (税別1,900円)
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よりよい保育のための計画と評価を、保育の現場を想定して学ぶ。
計画の複雑な構造も徹底解説。
「指定保育士養成施設の指定及び運営の基準について」の一部改正が2019年4月1日より施行される。
「保育課程論」の改正後の科目「保育の計画と評価」のテキストである本書では、
全体的な計画とは何か? 子ども理解に基づく保育の過程とは? といったポイントもおさえる。
教育や保育に、なぜ計画や評価が必要なのか? 計画や評価が保育の質の向上につながるとはどういうことか?
計画・記録・省察・評価・改善の各過程の基本をおさえ、
教育課程や全体的な計画から指導計画にいたる、計画の複雑な構造もわかりやすく解説。
保育者を目指す学生も園生活をイメージできるよう、指導計画案や評価シートなど、幼稚園、保育所、認定こども園の事例を多数掲載した。
第2版では、生活と発達の連続性を踏まえた要録について、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の活用等を盛り込んだ2018年の見直しに対応。
また、保育の質の向上に向けた改善の取り組みとして、保育の評価に加え、園全体や個人で行う評価について増補した。
主要目次
第1章 教育・保育の計画と評価の基本
1.教育・保育における計画と評価の意義
2.カリキュラムの基礎理論
3.教育課程・保育課程の変遷
4.基準の改訂と社会的背景
5.計画、実践、記録、省察、評価、改善の過程の循環による保育の質の向上
6.子どもの理解に基づく保育の質の向上
第2章 幼稚園、保育所、認定こども園における教育・保育の計画
1.幼稚園の教育課程
2.保育所の全体的な計画
3.幼保連携型認定こども園の教育及び保育の内容並びに子育て支援等に関する全体的な計画
4.保育における全体的な計画と指導計画のつながり
第3章 教育課程および全体的な計画等の編成の実際
1.教育・保育の理念に基づいた編成
2.編成の手順
3.実態の捉え方
4.教育課程・保育の全体的な計画の実際
第4章 教育・保育の指導計画の作成にあたって
1.教育・保育の指導計画 基本の考え
2.保育内容のねらいと内容、内容の取扱い
3.保育の5領域
4.計画に基づく保育の柔軟な展開
5.指導計画作成上の留意事項
第5章 指導計画(長期的・短期的)の作成
1.指導計画の編成
2.長期的な指導計画の編成
3.短期的な指導計画の編成
4.3歳未満児の指導計画の作成
5.食育・預かり保育・子育て支援などの計画
第6章 指導計画の実際
1.指導計画を立てるときの基本の考え
2.音楽表現を教材にした部分実習指導計画案
3.身体表現を教材にした部分実習指導計画案
4.造形表現を教材にした部分実習指導計画案
5.言語表現を教材にした部分実習指導計画案
6.食育活動の部分実習指導計画案と展開
7.総合的な展開 行事と指導計画
8.指導計画をもとにした模擬保育の展開
第7章 教育・保育の記録と省察
1.保育の記録とは
2.保育の省察とは
3.保育日誌
4.生活と発達の連続性を踏まえた要録
5.記録のいろいろ
第8章 教育・保育の評価と改善
1.保育実践の評価
2.教育・保育の改善