幼稚園教育要領・保育所保育指針・幼保連携型認定こども園教育・保育要領の成立と変遷
- 著者
- 民秋 言(代表)・西村重稀・清水益治・千葉武夫・馬場耕一郎・川喜田昌代 編
- 版型・頁
- A5判 316頁(2017/05/26)
- ISBN
- 978-4-89347-254-0
- 価格
- 1,540 円(税込) (税別1,400円)
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新しく改訂(定)された幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領をより深く理解するために
本書は、2017(平成29)年3月の改訂(定)を受けて「教育要領」「保育指針」「教育・保育要領」が訴える(教える)内容(保育の課題、保育理念なども含めて)を整理しようとしたものです。
まず、今次改訂(定)に至るまでの過程をできる限り詳述しています。今日あるものは、それなりの歴史的経過をたどり、それなりの歴史的必然性をもつからです。
次に、今日の保育の原点である「保育要領」(昭和23〔1948〕年)の全文を掲載するとともに、「保育所保育指針」(1999〔平成11〕年)の子どもの発達(第2章)と保育の内容(第3章~第10章)を掲載しています。
さらに、前回改訂(定)・策定分(2008〔平成20〕・2014〔平成26〕年)と今次改訂(定)(2017〔平成29〕年)の新旧対照表を作成しました。改訂(定)で、どの点が変わり、どの点が変わらないかを明らかにすることにより、課題をより浮き彫りにさせたいと考えたからです。
最後に「教育要領」「保育指針」「教育・保育要領」を読み解くに資するよう関係する法令などを掲載しています。
こうした特徴をもつ本書は、保育に携わる皆さまの幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領の学びや理解、そして保育の実践に生かせる一冊になっております。
主要目次
第1部 「教育要領」「保育指針」「教育・保育要領」の成立と変遷、展開
第1章 「教育要領」「保育指針」「教育・保育要領」の成立と変遷
第2章 「教育要領」「保育指針」「教育・保育要領」の展開
第2部 「保育の内容」の原点を求めて ─「保育要領」から学ぶ─
[資料]保育要領 ─幼児教育の手引き─
第3部 保育における子どもの育ち(発達)と「保育の内容」
─平成11年「保育指針」が伝えるもの─
[資料]保育所保育指針 ─第2章~第10章─
第4部 新旧対照表
新しい保育内容について
幼稚園教育要領新旧対照表 ─平成20年改訂・平成29年改訂─
保育所保育指針新旧対照表 ─平成20年改定・平成29年改定─
幼保連携型認定こども園教育・保育要領新旧対照表
─平成26年策定・平成29年改訂─
第5部 教育・保育関係法令
日本国憲法(抄)
児童の権利に関する条約(抄)
児童憲章
教育基本法
学校教育法(抄)
学校教育法施行規則(抄)
幼稚園設置基準(抄)
学校保健安全法(抄)
学校保健安全法施行規則(抄)
社会福祉法(抄)
児童福祉法(抄)
児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(抄)
子ども・子育て支援法(抄)
子ども・子育て支援法施行規則(抄)
就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律(抄)
幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準(抄)