保育の基礎を培う保育原理<第2版>
- 著者
- 関口はつ江 編著 神田伸生・太田光洋・田中三保子・長田瑞恵・日浦直美・池田りな・細川かおり
- 版型・頁
- A5判 388頁(2015/12/25)
- ISBN
- 978-4-89347-227-4
- 価格
- 2,200 円(税込) (税別2,000円)
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保育の専門家として、人として、思考力と内面の成長を促す一冊
保育者のアイデンティティ形成のために、何が大切か。
この問いかけを基に、保育の本質に向き合う思考力と、保育者としてのメンタリティを育てることを重視して構成したテキストです。後々まで学びの一助になるように、必修内容に加えて、繰り返し考察するべき理念・概念や現場での実践について豊富に記載しています。多数の図表や写真、保育所保育指針・幼稚園教育要領・全国保育士会倫理綱領など、資料も充実させました。
第2版では、子ども・子育て支援新制度の枠組みや、幼保連携型認定こども園教育・保育要領の概要についてもわかりやすく解説しています。
主要目次
序章 保育の基盤
1 保育者の視点─子どもにとっての保育者
2 実践にともなう責任性─子どもの生活に関与するということ
3 子どもと保育者の関係
4 子どもの生活に取り入れる文化
5 行為,経験と知識─なぜ学ぶのか
6 保育の専門性と倫理観
第1章 保育の意義,歴史・思想
1 保育の理念と概念
2 保育の歴史と思想
3 子どもの最善の利益を考慮した保育
第2章 保育の社会的意義と保育制度
1 現代社会の子育て環境
2 多様な保育の場
3 保育所・幼稚園・幼保連携型認定こども園の指針と要領
4 保育内容の系譜
第3章 発達過程に応じた保育
1 子どもにとっての生活の充実と連続性
2 発達の見方
第4章 保育における計画と環境
1 保育実践の基盤─施設保育の特質,保育所・幼稚園の保育目的
2 保育における計画
3 保育環境
4 保育方法と子どもの体験
第5章 保育の実践1 ─保育における養護と教育
1 乳児の保育の実践
2 3 歳以上児の保育の実践
3 子育て支援の役割
第6章 保育の実践2 ─保育者の意識と保育行為
1 保育をするということ
2 保育が目指すもの
3 実践としての保育の視点
4 より良い保育を目指して
5 保育を振り返る
第7章 保育の現状と課題
1 諸外国の保育
2 日本の保育の課題
資料