教育学への視座〈第3版〉 教育へのまなざしの転換を求めて

著者
青木久子・磯部裕子・大豆生田啓友 著
版型・頁
B5判 187頁(2010/10/05)
ISBN
978-4-89347-062-1
価格
1,980 円(税込) (税別1,800円)
数 量

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概要

本書は、気鋭の研究者が、教育現実を直視し、問い直し、「教育」という営みそのものを読み直すための視座を提示したものである。教師を目指す学生必読の1冊である。
今日、教育現実に対しての教育理論が空回りしていることは、研究者・実践者の多くの方々が自覚されていることであろう。そして、今、教育の理論と実践は構造的な転換を迫られている。
本書は、こうした転換期に教育者への道を選択する学生のみなさんへ、これまで受けてきた「教育」を問い直し、今、展開されている「教育」を直視し、これからの「教育」の道を切り拓いていってほしい、という目的で編集された。本書をとおして学んだ知を教育実践の場での生命あるものとして生かしてほしい。学生のみなさん一人一人の実践が「教育」を変える第一歩になる新しい視点での教育原理テキストである。
子どもたちを取り巻く現代事情に配慮し加筆、最新資料を掲載した。

主要目次

序章 「教育」を学ぶということ
<PART1> 「教育」の諸相
1章 「教育」という物語
2章 「学校」という空間
3章 「発達」という神話
<PART2> 「教育」の再考
4章 「教育の対象」としての子ども
5章 子どもの問題と学校教育
6章 学びを支える教育実践
7章 「教育」の担い手としての教師
8章 教師が生み出す教育のドラマ
<PART3> 「教育」の可能性
9章 社会の変化と教育課題
10章 教育を再生する視点を求めて etc.